キャリアコンサルタントになるには養成講座を受講するのが最適

キャリアコンサルタントになるには養成講座を受講するのが最適

必要性が増しているキャリアコンサルタントになりたいと考えている方が結構いるかと思われます。
2016年に国家資格になり、厚生労働省は2025年度までに10万人の養成を目標にしているのでチャンスです。
個人のスキルや価値観などを評価して、それに適した仕事などを助言するキャリアに関するコンサルティングの専門家になります。
キャリアコンサルタントになるためには、養成講座を受講するのが望ましいです。
他にも方法がありますが、効率よく必要な知識とスキルを身につけることができます。
ただ、受講すれば合格するわけではありません。
難易度は比較的難しい部類に該当するため、自分自身のしっかり努力しないと不合格が続いてしまう可能性が高いです。
楽をして合格したいと考えている方には合わない資格と仕事になります。
試験内容は学科試験がマークシート式で50問、実技試験は記述式とロールプレイ、面接試験です。
学科試験だけでなく、面接試験対策も必須です。

厚生労働大臣が認定するキャリアコンサルタント養成講座

厚生労働省によると、厚生労働大臣が認定するキャリアコンサルタント養成講座のカリキュラムは、以下の科目・時間が設定されています。
キャリアコンサルティングの社会的意義:講義2時間、キャリアコンサルティングを行うために必要な知識:講義35時間、キャリアコンサルティングを行うために必要な技能:講義16時間・演習60時間、キャリアコンサルタントの倫理と行動:講義17時間・演習10時間、その他キャリアコンサルティングに関する科目:10時間、合計:150時間の課程を修了する必要があるのです。
講義の実施方法は、通信によっても行うことが可能です。
この場合は、適切と認められる方法により添削指導を行うこと、全体の半分以上を通学の方法によって行い、いずれの科目においても当該科目のすべてが通信によらないことです。
講義及び演習は、習得することが求められている知識及び技能の習得がなされていることを確認する内容を含むこと、科目に応じた適切な内容の教材を用いることです。
講師は教科の科目に応じ当該科目を効果的に指導できる知識、技能を有するもの。
演習は講師の他、講師の補助者を配置します。
講習を受ける者の数は、講義は30人以下、演習は20人以下です。
厚生労働大臣が認定するキャリアコンサルタントの養成講座は、「キャリアコンサルタント講習検索サイト」から検索できます。
厚生労働省のホームページからもリンクが張られています。

著者:戸崎常男

筆者プロフィール

福岡県福岡市生まれ。
キャリアコンサルタントとして長年大手企業に勤務。
キャリアコンサルタントに関する記事をネットで書いています。